新入りパンフレットのご紹介
この度、ビオフェルミン製薬さんより「腸」や「便」に関する新しいパンフレットが届きました。
A4サイズとA5サイズがあり、どちらも肛門科診察室側の待合いに置いています。
・腸と脳のフシギな関係
・腸内環境と糖尿病
・便秘改善への道
・過敏性腸症候群(IBS)
・便秘
・下痢
・大人の便秘
・女性と腸内細菌
・年齢と腸内細菌
・腸から健康レシピ1.2.3
など全部で12種類ございます。
どれも読んで為になり、ページ数も多くないので待ち時間に最適です。
なかでも私が関心を持ったのは過敏性腸症候群、通称IBSです。
IBSの症状として、出勤途中の電車や大事な場面で急にお腹が痛くなります。
主にストレスや不安感などが原因となって下痢や便秘を繰り返す病気です。
改善として規則正しい生活や、バランスのいい食事、運動などがあげられますが、腸に良いと言われている食品でもIBSの人には注意が必要な場合もあります。
そこでIBSの食事療法として近年注目されているのが、高FODMAP食品を控えた食事です。
例をあげてみますと
F:発酵性の
O:オリゴ糖(豆類、玉ねぎ、小麦、ゴボウ、納豆など)
D:二糖類(ヨーグルト、アイスクリーム、チーズなどの乳製品)
M:単糖類(りんご、アスパラガス、はちみつ、グレープフルーツなど)
A:AND
P:ポリオール(きのこ類、セロリ、さつまいもなど)
一般的に腸内環境を整えるといわれる食品でも、一部のIBSの人が摂ると場合によっては症状を悪化させてしまうことがあるそうです。
主治医に相談しながら食事改善を行ってみてくださいね。
気になるものがあればお持ち帰りいただいて構いませんので、ぜひじっくりお読みいただき、今後の生活に役立ててみてください。
Minami