今年も母の日に乳がん検診

mothersday

5月5日のAIR-G brilliant days Fでは、乳がん検診のお話をしました 

今月は札幌フィメールクリニックで毎年恒例の、母の日 日曜乳がん検診を開催します。

今年は5月14日です。 

これは開院当初からの取り組みで、平日は仕事や家事、育児、介護などに忙しく、自分のことはついつい後回しになっている忙しい女性たちが、母の日を利用して、家族に協力してもらい、乳がん検診を受ける機会を作ってほしいという願いから始めたものです。 

自分ではためらいがちでも、お子さんやパートナーから「乳がん検診に行ってきて」と後押しされたら、きっと一歩が踏み出せるのではないでしょうか。 

日本国内で、2019年にあらたに乳がんと診断された人は、97000人です。 

これまで同様、日本人女性がもっとも罹りやすい癌であることは、変わりません。 

亡くなった方は14000人以上です。 

罹りやすい癌ですが、ステージⅠやⅡの早い段階で発見され治療を受けると、長く生きられる確率がとても高い癌です。 

乳がんに罹りやすい年齢は45歳から60代までと、非常にひろい年齢層で、かつ最近の統計では70代の乳がん患者さんも多い傾向があります。 

今の70代女性は、自立し、健康に気遣い、趣味などももち、有意義に過ごしている方がとても多いと思いますので、早く見つけるために、70代の方にも乳がん検診を受けてもらいたいと思います 

50歳前後で閉経を迎えると、女性特有の病気とは関係なくなると思っている方が意外と多いのですが、60代がピークですので、閉経後20年以上は乳がん検診を受け続けてもらいたいのです。 

国民生活基礎調査に基づいて発表された乳がん検診受診率は、全国で47.4%です。

そして北海道は、なんと全国平均を10%も下回っているのです。由々しき事態です。 

私一人ではとても微力ではありますが、継続して乳がん検診を受けることの大切さを伝えていきたいと思っています。 

もちろん、検診で異常がなくても、月1回のセルフチェックをぜひ行ってほしいと思います。 

5月14日は、朝9時から夕方5時までの診療です。乳がん検診のご予約、お待ちしております。 

 

Akiko 

 

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