医食同源

recipebook

札幌フィメールクリニックで勤めるようになってから、“腸”と “便”についての知識が増え、自分自身の健康状態をみながら料理をするようになりました。 

何が自分の身体に合っていて、何を食べたら調子が悪くなるのか。 

半年間ほど自分の身体と食事のチェックを行っていく中で、以前より自分に合う食事と生活スタイルが定まってきたなと感じます。 

月に一度は料理本や料理家の本を購入しているのですが、ほとんどの方が口をそろえて仰るのは「食べすぎは万病の元」「冷えは万病の元」です。 

食べすぎることで消化にエネルギーが使われ、常に朝昼晩と満腹状態であることは臓器をずっと働かせている状態。

休憩時間がなく、次から次へと食べ物がやってきます。 

頭ではもっと食べたい、食べれられる。

と思ってしまいがちですが、体の中はおそらく限界状態です。

食べすぎず、空腹の時間も持つようすると良いそうです。 

また身体を冷やすことも良くないと言われていますが、なぜだか知っていますか? 

体内温度が低ければ低いほど血の巡りが悪くなり、胃の働きも低下します。 

また、人の腸の中は常に36~37℃くらいに保たれており、これは多くの腸内細菌が元気に生育できる温度だそうです。 

ともなれば冷やしてはいけない理由がわかりますね。 

冷たい飲料水や食べ物をいれることで体温は低くなり、血の巡りが悪くなることで腸の蠕動運動も鈍くなり便秘になりやすいようです。 

朝一の白湯が良いと言われるのにも納得します。 

わたしは白湯に梅干しを一ついれます。

「梅はその日の難逃れ」ということわざがあるように、梅には様々な作用がありますが、なかでも血流の流れを良くしたり、暑い日には熱中症対策にもなり、梅干しに含まれる乳酸菌には腸の活動をよくする善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす作用があるともいわれています。 

これから暑い夏がやってきますが、冷たい物の摂りすぎには注意しつつ、お好きな方はぜひ梅干しを食生活に取り入れてみてくださいね。 

写真の本はわたしのお気に入りベスト3です。 

 

Minami 

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