夏場のカレーに注意
最近ショックな出来事がありました。
何年も家族に食事を作ってきているのに、基本的な事が抜けていました。
札幌フィメールクリニックの毎週火曜日は昼から診療で夜間診療のある日です。
朝、家族の為に夕食を作ってから出勤することも、しばしばあります。
先日の火曜日は、カレーを作りました。
その日は蒸し暑く湿度も高かったのですが、夕方までは傷むことはなく大丈夫であろうと思っていました。
家族が夕食にカレーを食べようと鍋の蓋を開けると、いつものカレーとは違うと感じたようです。
色の変色とツーンとした臭いがしたので、食べませんでした。
私も帰宅してからカレーの確認をしましたが、やはり傷んでいました。
かなりショックでしたよ。
忙しい朝に折角作ったのに、一口も食べずに全部処分するのですから。
そして今や何もかも値上がりの中、食材がもったいなくて悔やむばかりでした。
でも知らないで食べていたとしたら、食中毒を起こす危険性もあります。
カレーは煮込み料理なのに傷みやすいメニューのようです。
カレーを作って完成したその時から、ウェルシュ菌がどんどん繁殖するようです。
ウェルシュ菌は野菜や肉、魚介類などに付着している菌ですが、加熱しても死滅しにくいようです。
カレーは作ったその日のうちに食べきるか、冷めてから冷蔵庫に保存するが基本ですね。
これから食中毒を起こしやすくなる時季ですので、皆さんも気をつけてくださいね。
私は、もう絶対に夏場はカレーを作らないぞと決めています。
Mami