梅干し効果

乳酸菌には植物性乳酸菌と動物性乳酸菌があります。
細菌学的には、由来や株で分類するため、植物性と動物性を分けて考えないそうですが、植物性乳酸菌は、私たちに馴染み深い醬油や味噌、漬物など豆類の発酵食品に含まれています。
この植物性乳酸菌は梅干しにも含まれています。
植物性乳酸菌の効果として、腸内環境を整える事による便秘予防、肥満予防や免疫力アップ、抗アレルギー効果などが期待されます。
梅干しには他にも効果、効能があるのでいくつかご紹介しますね。
一つ目は食中毒予防です。
梅干しには食べ物が腐るのを遅らせる働きがあります。
梅干しに含まれているクエン酸が、食中毒の原因となる細菌を抑える効果があります。
私も毎日の家族のお弁当には梅干しを入れていますよ。
二つ目は胃腸への効果です。
殺菌効果や整腸作用などがあります。
お腹をこわしたときなど、何故か梅干しとお粥食べていますが、お腹にやさしいだけでなく、効果があったようです。
三つ目はカルシウムの吸収促進です。
これも梅に含まれるクエン酸によるもので、カルシウムの吸収を促進する効果があるそうです。
骨粗鬆症予防も期待できますね。
四つ目は動脈硬化予防です。
動脈硬化の原因となる血圧の上昇を抑える働きがあるためです。
五つ目は疲労回復効果です。
梅に含まれるクエン酸は疲労回復にも効果的です。
最後に食欲増進効果です。
梅の酸味成分には、唾液の分泌を促し食欲を増進させる働きがあります。
夏バテなどで食欲が落ちてしまったときにお勧めです。
これらのことは、おそらく皆さんもご存知かと思います。
理にかなった食べ方を知らず知らずに私達は身に付けていたのですね。
北海道も毎年、暑い夏がやってくるようになりました。
夏バテせずに過ごしましょう。
Mami