虫刺されに注意
先日、大通公園で開催されているビアガーデンに行ってきました。
今年から制限なしの開催ということで、多くの人で賑わい混雑していました。
私も数時間いたのですが、気づいたら手や足がかゆくなっていて、つい掻いてしまいました。
半袖を着ていたので、腕は刺されてもおかしくない状況だったのですが、ズボンをはいて隠れていたはずの太ももやふくらはぎにも虫刺されの後とかゆみがあり、我慢できず掻きむしってしまいました。
乳腺外科と肛門外科外来には、乳房やおしりにかゆみを感じ、受診される方が多いですが、知らぬ間に掻いてしまっていると話をされる方が多くいらっしゃいます。
気持ちはとても分かります。
かゆみは我慢できないですよね。
かゆみを伴う虫刺されですが、かゆくても掻きむしってはいけません。
強くかきむしり、皮膚を傷つけてしまうと、傷口から雑菌が侵入し感染症を引き起こす可能性があります。
また、かゆみがあるときに患部を温めると、皮膚の近くの毛細血管が拡張して、かゆみが増すことがあります。
熱いお風呂に浸かるのも避けたほうが良いでしょう。
かゆみの強い虫刺されには、刺されてすぐだと、保冷剤や水で冷やすと炎症が抑えられ症状がやわらぎます。
保冷剤を使う場合は、タオルやハンカチを用いて直接患部に当たらないようにしてください。
また市販の虫刺され薬も効果的です。
それでも良くならない場合は、医療機関を受診してください。
また虫は色の識別ができるようで、とくにハチは黒っぽい色と動くものに反応するので、洋服の色を選びましょう。
この時期に長袖を着るのはきついと思うので、虫よけスプレーなどを使って、虫刺され対策をしましょう。
肌にまんべんなく塗ると良いそうです。
夏休み期間なのでキャンプに出掛けたり、海に行ったり夏ならではのアウトドアを楽しめる時期ですよね。
水分を多めにとって、熱中症にも気を付けていきましょう!
Wakana