眠れていますか?
猛暑が続いていますが、皆さん眠れていますか?
避暑地として夏休みの観光地で人気の北海道でしたが、ここ数年は避暑とはいえないような暑い夏が続き、今年は特に湿気も強く夜も寝苦しいですね。
日中の暑さと労働で疲労した身体を休ませるためにも、朝までぐっすり眠りたいのに暑さで眠りも浅いせいか、寝ているはずなのに疲れが取れていない気がしませんか。
扇風機やエアコンを付けっぱなしで寝ると、涼しく寝入りは良いのですが、長時間冷やされていることで体温が奪われ起きた時にだるさが残ることもありますよね。
夏はどうしても眠りの質が落ち気味です。
先日雑誌で、「快適な睡眠は、ふくらはぎが決める!」というコラムを読みました。
夏は、暑さゆえ水分やアルコールの摂取量がどうしても増えてしまいます。
それが夜間頻尿(夜のトイレが多くなること)を起こし、眠りの妨げになってしまう。
歳を取ると筋力が衰えて下半身から上半身への血流が滞り、ふくらはぎなど下半身に余分な水分が溜まってしまうそうです。
本来、その水分は腎臓に流れ尿となって排出されるはずが、体内に溜まってしまいます。
こうして、たまった水分が日中は下半身にとどまり、夜になり横になって寝ようとすると下半身に溜まった水分が徐々に腎臓に送られ尿を作り出してしまう。
これが膀胱に溜まって尿意を催すことが、夜中に何度もトイレに起きる原因になっているそうです。
この夜間頻尿を改善するためには、日中下半身に溜まった水分を寝る前までに排出させることが必要です。
それには太ももの内側にある内転筋など、大きな筋肉を鍛えると下半身の血行が良くなり水分が溜まりにくくなるそうです。
そこでオススメされていたのが、タオルはさみ体操です。
タオルはさみ体操は、椅子に座り丸めたタオルを太ももでギュッと挟んで緩める動作を繰り返すだけです。
この体操を、夕方から夜にかけて行うと就寝前に水分が腎臓に送られ、余計な水分を尿として出し切ることが出来るそうです。
年齢と共に筋力や体力の低下を日々感じる今日この頃ですが、それによって季節的要因による夜間頻尿も引き起こし眠りの妨げにつながってしまうのは困りもの。
前回のブログで骨盤底筋トレーニングについてお話しましたが、今回のタオルはさみ体操も毎日数分でも続けることで鍛えられます。
テレビを見ながらでも出来る簡単体操です。
継続は力なり!
暑い夏を終えても、快適な睡眠が得られるように少しずつでも続けてみましょう。
Miya