夏も冷えます

北海道の夏も年々暑くなっているように感じます。
暑い日は本州と変わらないほど気温が高い日もあり、湿度も高いので、蒸し暑くて汗が肌についてべたつきますね。
夏は暑いので体が冷えるなんて・・・と思っていませんか?
夏でも屋内は殆ど冷房が効いています。
また、冷たい食べ物や飲み物を摂ることも多く、摂り過ぎでお腹を壊すなど体調を崩される方もおられるでしょう。
暑さによる食欲不振、身体の疲れやストレス、寝不足などで自律神経も乱れ、血の巡りも悪くなり体の冷えを招くこともあります。
体が冷えると肛門周囲の血流にも影響し、痔の発症につながることがあります。
札幌フィメールクリニックには、突然肛門の縁が腫れてコリコリした「しこり」や「血豆」を触れ痛みが出て受診される方が年間を通して来院されます。
肛門縁に血豆ができるタイプのいぼ痔は血栓性外痔核といいます。
症状は、発症後1~4日をピークとする痛みとしこりで、中には血豆部分の表面が破けて出血することもあります。
1週間程度で痛みは改善し、2~4週間程度で腫れは小さくなっていきます。
診察室に入る前の待合室には、肛門が痛すぎてお尻の左右どちらかを浮かせて座っている方や、座ることもできず立ったままで待つ方もおられます。
患者様の中には、すぐに手術を勧められるのではないかと、恐る恐る診察室に入って来られる方も多いですが、大抵はお薬で症状が改善されるので、手術になることは殆どありません。
皆さん安心して受診してください。
このところ特に血栓性外痔核の診断を受ける患者様が多いので、あえて強調して書きました。
体の冷え防止には、冷房に長時間当たり過ぎないことや、カーディガンなど1枚羽織れる物を用意しておくなどの対策も必要ですね。
そして何よりお勧めは、毎日湯船に浸かっていただくことです。
血行が良くなり痔の原因の一つであるうっ血が改善する期待があります。
私も冷えタイプですが、毎日の入浴のお蔭か、これまで一度もお尻のトラブルは起きていませんよ。
暑い夏も入浴をしましょう。
Mami