男性乳がん
先日、乳がんと診断されたことを公表した男性タレントのニュースを見ました。
「乳がんは男性では本当に珍しいらしく、寝耳に水でした」とSNSにもありました。
国内で年間およそ１０万人が乳がんと診断され、このうち男性は年間６００人、全体の１％未満だそうです。
そもそも、男性も乳がんになるということを知らない人もいると思います。
男性にも女性に比べかなり少ないですが、乳腺が存在します。
女性のように乳房が膨らむわけではなく非常に薄いですが、乳腺組織があるので乳がんは発生します。
発症は６０～７０代に多いそうです。
乳がんに対する意識も当然低いので、男性は女性より発見が遅れる傾向があります。
男女同様に、早期発見・早期治療で治る可能性は十分あるので、やはり胸や脇に普段はなかったしこりを触れたり、乳頭からの分泌や皮膚の変化など、普段とは違う異常に気付いた時は、すぐに医療機関を受診すること、日頃から自分の体に触れ異常に気付けるようにセルフチェックを心がけることが大切です。
自分の体の異変に、一番に気付いてあげられるのは自分です。
頭が痛い、ムカムカするなどの自覚症状はすぐに気が付きますが、痛みを伴わない胸のしこりや変化は日頃から自身の体を見て触っていなくては気が付きにくいものです。
だから、セルフチェックが大事なのです。
セルフチェックは閉経前の方は、乳房が柔らかくなる生理終了後１週間～１０日頃、閉経後の方はお誕生日や記念日など毎月一定の日にちを決めて毎月１回行うといいでしょう。
Akiko院長の触診を受けた方は、触れ方がとても優しいことに驚くと思います。
力を入れずに優しく、丁寧に軽くなでるような感じです。
毎月のセルフチェックと、やはり乳がん検診を定期的に受けていただくことも大切です。
来月10月はピンクリボン月間です。
10月第３日曜日の10月15日は日曜乳がん検診を実施します。
毎年10月を定期的に検診を受ける日にしてみてはいかがですか？
ご予約お待ちしております。
MIYA
