開院9周年 女性のために
今日10月20日は、札幌フィメールクリニックの開院記念日です。
なんと9周年です。
今日放送のAIR-G brilliant days Fでも、そのお話をさせていただきました。
女性が受診しやすい乳腺外科と肛門外科の診療を行いたいと、主人に相談し開院を決めました。
それまでは乳がん検診や女性外科外来のパートタイムの仕事をしていました。
開院当初は乳がん検診を受けに来る方も患者さんもとても少なく、やっていけるかなあと不安に思う日が続きましたが、徐々に多くの方に知っていただくことができ、今は毎日たくさんの方が来院されます。
今日はあらためて、札幌フィメールクリニックを紹介させてください。
女性のための医療機関は、多くが産婦人科であるため「ウィメンズクリニック」や「レディースクリニック」という名称が多いと思います。
女性のためのクリニックであるけれど、産婦人科ではありませんよというような気持ちで、女性のという意味を持つフィメールを使用しました。
札幌フィメールクリニックのロゴマークは、ハートの形を上下に組み合わせてあります。
上のハートはむねを、下のハートはおしりをイメージしており、中心は濃いピンクで北海道をかたどっています。
北海道中の女性にむねとおしりの悩みを相談してほしいと願ってのことです。
実際に釧路や函館、稚内など300km以上離れたところにお住いの女性も、来院されています。
今は多くの方がインターネットで情報収集をするので、クリニックのウェブサイトもイメージがわかりやすくなるよう、作ってもらいました。
そして独自にブログのサイトも立ち上げました。
診療のある日は毎日記事を更新しておりますが、医療機関で日々更新できているところはほとんどないと思いますので、ちょっと自慢です。
私を含めたスタッフ全員で、毎週自分でお題を決めて投稿しています。
乳がん検診ドットコムというサイトの監修も行っており、乳がん検診や乳がんのことをわかりやすく載せています。
また、開院当初から、乳がん検診ギフトチケットを販売しています。
乳がん検診に行かなくちゃと思っていても、なかなか機会が持てないという女性たちに、パートナーやご家族からプレゼントしてもらえたら、きっと受けに行こうと思ってもらえると考えて企画したものです。
北川さんにお会いしたのも、乳がん検診ギフトチケットの話題を取り上げていただいたのがきっかけでした。
ギフトチケットという形でなくても、大切なひとを思い、がん検診や健康診断をすすめることはとても素敵なことですので、皆さんぜひ、一声かけるだけでもよいので、後押しをお願いします。
今は、むねとおしりの症状の診察はもちろん、大腸内視鏡検査や日帰り手術も行っており、患者さんのニーズがとても高いです。
今後も札幌フィメールクリニックで女性のために、また乳がんについての啓発も引き続き行っていきたいと思います。
実は今日は開院記念日でもあり、私の誕生日でもあります。
写真は30年来の友人が、誕生日の贈り物に江湖さえみさんという作家さんに頼んでクリニックを描いてもらったものです。
素敵なプレゼントに感激しました。
院内に飾りましたので、来院の折にはぜひ見ていただきたいです。
Akiko