お薬相談通知書

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札幌市の国保事業において、被保険者の薬剤による健康被害の減少や残薬の解消などを目的として、令和5年4月~6月診療分の保険診療内容から、現状の服薬内容に課題が見込まれる被保険者あてに「お薬相談通知書」をお送りする取り組みを行っています。 

通知書には、薬に関する一般的なリスクの説明のほか、被保険者の薬の処方内容が記載されています。 

通知書は、併用禁忌の服薬の疑いがある方、重複服薬の疑いのある方、多剤服薬の疑いがある方、向精神薬類の医薬品が過剰に処方されている恐れのある方を対象に送付されています。 

がんや指定難病の疾患にかかっている方、10歳未満の方、透析治療をされている方は対象外です。 

もし通知書が届いた場合は、通知書とお薬手帳持参の上、かかりつけ医あるいはかかりつけ薬局にご相談ください。 

一般的に、高齢になるとお薬の種類が多くなります。

お薬の種類が増えると副作用のリスクが高くなるため、被保険者にお薬のリスク等につて正しく知っていただくことが今回の取り組みの主な目的です。 

医師は患者の病状に合わせて処方していますが、他の病院でも同じ効能のお薬を処方されていた場合、結果として適正量より多いお薬が処方されてしまう場合が考えられます。 

マイナンバーカードで受付をしてお薬情報取得に同意していただくと、他の病院で処方されているお薬の情報を得ることが可能なので、ご自身が処方薬の名前を覚えていなくても、お薬手帳を忘れても大丈夫です。 

マイナンバーカード利用普及にはもう少し時間がかかりそうですが、保険証として利用すると、薬剤情報や特定健診データの提供に同意していただければ、正確なデータに基づく医療やお薬の処方も受けられます。

また限度額適用認定証の申請手続きも不要で、オンラインによって保険の有効確認が可能など、適切な医療を受ける上でのメリットがたくさんあります。 

まだマイナンバーカードのみを使用することに不安がある方もいらっしゃるかもしれませんが、利用普及が安定するまでは保険証とマイナンバーカード両方を携行されていると安心かと思います。 

当院でもマイナ受付行っております。

是非ご活用ください。 

 

Miya 

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