ガス溜まり
便は出ないのにガスばかり出て、お腹がいつも張っているということはありませんか?
そのようなときに、便秘を改善しようとして食物繊維を多く摂ると、腸内の日和見菌が活発にエサを分解して無臭のガスを作ります。
曲がりくねった腸の一部に、ガスが溜まってしまい、腸の動きが鈍いとなかなか排出されずに、お腹の張りを感じます。
腸の動きが鈍る要因として考えられることは、いくつかあります。
一つは運動不足と体の冷えです。
体の中で熱を作り出すのは筋肉ですが、日常的に体を動かすことが少ないと筋肉量が減り、冷えやすくなってしまいます。
冷えにより血行が悪くなると、胃腸も機能低下を引き起こすことにもなります。
普段車の生活に慣れて、近くのスーパーへ買い物に行くにも車の移動という方や運動習慣がない方は、一日30分のウォーキングでも良いそうです。
次に考えられるのはストレスです。
胃や腸といった消化器官が活発に動くのは、リラックス状態にあるときです。
一日中仕事や家事に追われ、リラックスできる時間もないような生活を日常的に送っていると、胃腸も充分に活動できません。
また早食いのクセがある人も要注意ですよ。
よく噛まずに飲み込むと、食事といっしょに空気も飲み込んでゲップやガスにつながります。
きちんとかみ砕かずに飲み込むと消化不良を起こし、未消化の食べ物は悪玉菌の好物なので、腸内環境の悪化にもつながります。
そして甘い物の摂り過ぎにも注意です。
砂糖は悪玉菌の大好物なので、摂れば摂るほど腸の善玉菌が減りガスを発生させるので、ほどほどに摂取しましょう。
普段からお腹が張って辛いという方は、もしかしたら生活習慣に原因が隠れているかもしれませんよ。
もう一度よ~く振り返ってみてはいかがでしょうか?
Mami