加湿器の季節

kashitsuki

乾燥の季節ですね。 

冬は外の空気の乾燥はもちろん、室内も暖房をつけるこの時季は、気を付けないとお部屋の湿度がすぐに30%くらいになってしまいます。 

乾燥によって肌に痒みを感じたり唇が乾いたり、ほかにも鼻、喉、眼のトラブルが起きやすくなりますし、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染も起こしやすくなります。 

室内の快適な湿度は40~60%とされています。 

みなさんは、どんなタイプの加湿器を使っていますか? 

超音波式、気化式、スチーム式、ハイブリッド式・・どれもこれも一長一短なので使う場所や使う人の好みにもよりますが、私が加湿器を選ぶ上で一番重要視するのは、加湿能力は当然ですが、なによりお手入れが簡単なことです。 

我が家は、電気ポットで昔から有名な象印のスチーム式加湿器なのですが、見た目のフォルムも造りもポットと変わらず、ふたを開けてお水を注ぐだけで沸騰したきれいな蒸気を適温に冷まして加湿してくれます。

フィルターがないのでフィルター掃除の必要もなく、とにかくお手入れ簡単ストレスフリーで衛生的。 

加湿効果とお手入れ簡単という点で内輪の情報交換で人気になり、クリニックでは私とMegumiさん、以前勤務していたスタッフにも愛用者がいます。 

最近ニュースで、加湿器肺炎が取り上げられていました。

フィルターは細菌やカビが繁殖しやすいのでこまめにお手入れしないと、体力が低下した人は病気予防に買ったはずの加湿器で病気になってしまうこともあるそうです。

フィルターのある加湿器を使用されている方は、こまめにお手入れして使用しましょう。 

乾燥の季節に限らず、肛門外科外来にはお尻周りの痒み、かぶれなどの症状で受診される方が多いです。

症状に合わせて内服薬や軟膏が処方されますが、根気よく治療を続ける必要もあります。

体が温まるとかゆみが増すため、入眠中に無意識に掻いてしまって症状が悪化してしまう方も。

気になる症状は、放っておかずに早めに受診してくださいね。 

 

Miya 

 

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