節分とお豆

setsubun

年が明けお正月ムードも落ち着くと、2月は節分がありますね。

スーパーやコンビニには早々に鬼のお面が並んだり恵方巻予約のポスターが目につくようになりました。 

みなさんのご家庭での豆まきは、どんな豆まきですか?

娘たちが小中学生の頃までは、誰か一人が鬼役で豆を投げられるのは不公平ということで、私も含め娘と4人で鬼役を順番に替わりながら豆まきをしました。 

4人全員がお面を交代でつけ、それぞれの個性的な鬼になりきり、玄関からリビングに入っては一斉に「鬼は~外」が始まるので、ある種戦いの様相で賑やかなイベントでした。 

戦いの後は、愛犬モコがまき散らされた炒り大豆を食べながら回収するというオマケ付きの楽しい季節行事でしたが、娘たちも大きくなった今は、鬼こそ登場しませんが、モコが喜ぶ程度に豆をまいています。 

節分とは、「季節を分ける」という意味があり、1年の始まりの春を大切にした昔は、立春の前日を冬と春を分ける節分としたそうです。 

季節の変わり目には邪気が生じやすいと信じられていたので、邪気を払い無病息災を願い豆まきが始まったそうです。 

季節の変わり目に邪気を払うなどという本来の願いや目的より、現代は豆も炒り大豆より部屋が汚れない個包装のお豆が好まれるようになり、色々な種類の恵方巻も売られ、その年の恵方を向いて恵方巻を食べる日・・・のような認識になりつつありますね。 

我が家のような犬事情があるご家庭を除き、炒り大豆を撒くご家庭は今は少ないと思いますが、大豆は豊富なたんぱく質に加え糖質・脂質・ビタミン・ミネラルの5大栄養素を含むスーパーフードで、畑の肉ともいわれるくらいです。 

また女性ホルモンに似た構造のイソフラボンも含むので、更年期世代の女性は特に、積極的に食事に取り入れたい食品です。

また食物繊維も実はごぼうより多いのですよ。

大豆は、そのままじゃなくても納豆やきなこ、お豆腐、豆乳など様々な食品にも加工されているので取り入れやすいと思います。 

節分に邪気を払うためだけではなく、女性は日々の健康、腸活、美容のためにも積極的に大豆食品を摂って、食生活からも気持ちよい便通管理につなげていけるといいですね。 

 

Miya 

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