受動喫煙
たばこは体に有害だということは、子どもでも知っていることだと思います。
たばこを吸うことで身体へのメリットはありません。
皮膚や歯もボロボロになってしまうこともあります。
私はたばこを吸いませんが、私の身近に吸う人がいます。
どうやらストレス発散のために吸っているようで、禁煙したらと勧めても、やめたくても簡単にやめることができないと言っていました。
これはたばこに含まれている有害物質のニコチンが、脳に働きかけて快感をもたらし、吸わずにはいられない依存状態を作ってしまうからだそうです。
満足感やリラックス感もあるようで、それもやめられない原因のひとつのようです。
試しに一度やめてみても、イライラや集中できないなどの離脱症状を感じてしまい、結局また吸ってしまうループに陥ってしまう方も多いようです。
タバコの煙には200種類以上の有害物質が含まれており、そのうち約60種類に発がん性物質が含まれていると言われています。
その他動脈硬化を引き起こすため、心筋梗塞や脳梗塞のリスクもあります。
また、自分は吸わなくても家族や身近な人で喫煙者がいると、煙を吸いこんでしまいますが、これを受動喫煙と言います。
受動喫煙による健康被害は、喫煙者のそれを上回ると言われています。
たばこの煙には、喫煙者本人が吸う主流煙と、吐き出す呼出煙、タバコの先から立ち上る副流煙の3種類があり、有害物質が最も多く含まれているのが副流煙です。
受動喫煙では、この副流煙と呼出煙が混ざった煙を吸うことになるのです。
副流煙のせいで咳が出たり、喉が痛くなったり、目がかゆくなる方もいるそうです。
症状がなくても、知らぬ間にタバコの煙を吸い込んでいることを考えたら、恐ろしいですよね。
最近では多くの施設で分煙していますね。
2020年に健康増進法が改正され、受動喫煙対策が義務化された影響が大きいようです。
自力で禁煙できない方のために、禁煙外来を設置している医療機関もあります。
このようにたばこには多くの害があるので、皆さんには出来るだけ吸わず、健康な生活を送って欲しいと思っています。
写真は、先日まで開催されていたさっぽろ雪まつりで撮った雪像です。
混んでいたのであまりゆっくり楽しめませんでしたが、好きなアニメの雪像が作られるということで、それだけ見てきました。
来年もどんな雪像ができるのか、今から楽しみです♪
Wakana