サイズは関係ありません
札幌フィメールクリニックの乳腺外科を受診される方は、最近さらに増えていますが、過去に一度も乳房の検査を受けたことがないという方も多くいらっしゃいます。
マンモグラフィ検査を初めて受ける方から、撮影時の痛みに関しての質問を受けることが頻繁にあります。
中には、噂で「乳房のサイズが小さいからマンモグラフィは痛い」「小さいから挟まらない」と聞き、検査に対する恐怖心を感じている方がいらっしゃいます。
噂の出どころはわかりませんが、ネガティブなイメージを持ってしまっている方は少数ではありません。
結論からしますと、乳房のサイズが小さいから痛い、挟まらないということは絶対にありませんのでご安心ください。
私は新人放射線技師の頃から多くの方のマンモグラフィ撮影をしてきましたが、乳房のサイズが小さいことが原因で撮影できなかった方は1人もいらっしゃいません。
撮影時に患者さんから「胸が小さくて申し訳ありません」と言われることもあるのですが、気にされる必要は全くありません。
乳房をなるべく平たくのばして撮影をすることで良い画像を作り、正しい診断につながるので、撮影時の圧迫は避けられません。
では、痛みが軽くなる対策方法があるかといいますと、皆さんは、生理前に乳房に張りや痛みを感じたことはありますか？
普段よりも乳房が痛い時期に検査を受けてしまうと、挟んだ際に痛みを強く感じてしまう可能性があります。
今後検診を受けようと思っている方は、生理が終了したころ、または生理が始まってから1週間前後を目安に受けていただけたらと思います。
これからも放射線技師として、皆さんに安心して検査を受けていただけるよう努めていきます。
定期的に乳がん検診を受けている方はこれからも継続していただきたいですし、間隔が空いてしまった方は、どこかで時間を見つけて受けてもらえたらと思います。
札幌フィメールクリニックでは、毎日乳がん検診を行っています。
自費の検診になりますが、結果は検査後の診察の際にすぐ分かりますし、医師と対面でお話ができるのでなにか聞きたいことがあれば、すぐ聞くことができます。
予約制になっていますので、お電話、web、アプリからご予約をお願い致します。
ご不明な点がありましたら、診療時間内にお問い合わせください。
Wakana
