始めました
以前から始めたいと思っていた乳がんヨガ。
危うく「やるやる詐欺」になるところでしたが、暖かくなって何か新しいことを始めたくなる時季です。
はい、やっと始めました。
2年前、HTB主催のピンクリボントークでAkiko院長と一緒にリモートで出演されたヨガ講師の清水八恵先生の教室で受講しました。
初めて参加した日は、私も含めて6名。
皆さんそれぞれに罹患歴、術後年数も違うので、それぞれのペースにあった負荷とスピードで進められます。
ヨガの基本である呼吸をゆっくり整えながら、硬くなりがちな胸、脇まわりの筋肉を傷に負担がかからない程度のやさしい動きで伸ばし、身体全体を呼吸と一緒にほぐすことで血の巡りもよくなるのか、決して激しい動きではないのに、じんわりと汗をかきとても気持ちがよくスッキリした気分になりました。
運動は、乳がん再発リスクを下げることが様々な研究で報告されています。
乳がんに限らず、病気になると安静にしなければ・・・運動なんてもうできない・・・と思われる方もいると思いますが、がん治療期間中の運動は治療やがんの進行によって現れる障害の予防や回復にもなり、治療に必要な体力の低下も防ぎます。
また、がん治療後の運動は体力の低下や再発予防にもつながります。
そして、なにより身体を動かしてスッキリすることで治療でふさぎがちな気持ちを安定させるメンタルヘルスの効果がとても大きいとされています。
運動トレーニングは、特に乳がん・前立腺がン・血液がん患者において、体力、筋力、QOL、疲労の改善に有効だそうです。
もちろん、医師から特に禁止される動きがない場合で、負担にならない程度の運動で無理なく気持ちよく続けられることから始めましょう。
2人に1人ががんになる時代。
9人に1人が乳がんになる時代。
医学の進歩でがんの治療成績も向上し、がんと共生して長く生きる時代です。
がんと共に自分らしく生きるという意味で、がんになっても一人で悩まず笑顔で社会復帰を目指せるように。
運動は、それを後押ししてくれるもののひとつになると思います。
コロナ禍も収まり、フィットネス系の教室も参加される方が戻って来ているようです。
がんの方も、そうでない方も、歩くことやストレッチ、ラジオ体操・・なんでも出来ることから続けることを目標に日々の生活に運動取り入れていきませんか?
わたしも、乳がんヨガの継続がんばります!
Miya