酸素を使った治療

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札幌フィメールクリニックの待合には本棚があり、私が雑誌や本を選んで、毎月新しいものを追加しています。

月刊誌でお気に入りがありますが、テーマによって購入するかどうかを決めています。

生活のアイデアや料理、お弁当作り、食に関するものと、健康や腸活などをテーマにしたものを選ぶことが多いです。 

雑誌選びのときに、雑誌内の広告で最近目に留まるようになったのが、酸素カプセルです。

私は利用経験がありませんが、酸素バーというのも聞いたことがあります。 

医療現場では酸素は身近な存在です。 

札幌フィメールクリニックでも必要時に備えて常に準備しています。

重たいボンベに酸素が充填されていて、毎分何リットルにするかをダイヤルで調整できるもので、医療ドラマでもおなじみの酸素マスクや酸素カニューレ(鼻の近くにチューブを装着するもの)で、患者さんに投与します。 

また、医療機関の中には高気圧酸素療法という治療を実施できる施設もあります。

これは専用の治療装置の中に患者さんが入り、気圧を大気の2倍の2気圧まで上昇させ、濃度100%の酸素を1時間以上吸ってもらう治療法です。 

この治療法は、圧力をかけることで血液の液体成分である血清のなかにも酸素を溶解させて、身体のすみずみまで酸素を行き渡らせることにより、血流の悪化によっておこった末梢循環障害を改善、抗がん剤治療や放射線治療でダメージをうけた粘膜などの傷の修復、感染症に対する効果、スキューバダイビングで生じた減圧症などに治療効果があります。

脳梗塞や脳浮腫、腸閉塞などの治療にも用いられ、決まった疾患に対しては保険適応があります。 

酸素カプセルのことを調べてみました。

気圧は1.3から1.35気圧まで上昇されることができる装置のようで、供給する酸素の濃度は明らかではありませんでしたが、体調がよくなる、ということのようです。

なんと家庭用というのもあるそうですよ。

1人用の他にも数名で使用できるお部屋タイプもあるそうです。

健康を求めこのような大掛かりな装置を導入する意識の高い方もいるのですね。 

良い季節になりますので、緑の多い場所にでかけて軽い運動もおすすめです。 

 

Akiko 

 

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