女性の放射線技師
診療放射線技師は、思った以上に色々な働き方があります。
大多数の技師は病院、クリニック、健診センターで働いていますが、中には医療機器のメーカーで働いている方もいらっしゃいます。
雇用形態も正社員、パートと皆さんそれぞれ異なります。
勤務シフトも施設によって違います。
当クリニックは休みの日が決まっているので生活リズムが整いやすいですが、以前は総合病院に勤務していたときは、朝から夕方まで働いた後に、交代制で自宅待機の当番に入っていました。
要請があり次第すぐ病院に向かい、患者さんの撮影に対応していたのですが、忙しい日だと朝まで家に帰れないことがありました。
今は働き方改革が医療現場にも求められており、今後は勤務体制が変わるかもしれません。
健診センターで勤務している方は、巡回検診のための地方出張があり、日帰りが全くできない地方に行く場合は宿泊もするそうです。
いろいろな働き方あるので、女性もライフステージに合わせて勤務ができるのではないでしょうか。
令和3年度の厚生労働省の調べでは、診療放射線技師の男女比は4対1で男性の方がまだ多いですが、女性の放射線技師は増えています。
マンモグラフィや乳房超音波検査は女性技師に対応してもらいたいという方がきっと多いですよね。
最近は女性専用のエリアを設け、スタッフも女性で対応している健診センターが増えていますので、女性技師のニーズは高いです。
もし医療関係の仕事に就きたいという女性がいたら、国家試験に合格しなければなりませんが、おすすめしたい職業です。
私もこの仕事をしてもう7年になりますが、ずっと続けたいと思っています。
Wakana