初めての胃内視鏡検査
先日、胃の内視鏡検査を受けてきました。
以前から胃の不調がありました。
空腹時の胃の痛み。少ししか食べていないのに、すぐにお腹がいっぱいになった気がする。
げっぷが多い。
数年これらの症状と付き合ってきましたが、年齢のことも考え胃の内視鏡を受けてきました。
鎮静は選ばず、自分の胃をモニターで見ながら医師とも話ができる検査の方法で検査を行いました。
検査中医師から「きれいな胃ですよ。ピロリ菌がいそうな所見もありませんね。」と。
診断は「機能性ディスペプシア」でした。
機能性ディスペプシアとは、胃のもたれ、胃の痛み、胃が焼ける感じなどの症状が慢性的に続くが、内視鏡や血液検査で異常が見つからず、胃の運動機能の障害や知覚過敏、ストレスが原因とされているようです。
治療法は症状に応じて、胃の動きをよくする薬や胃酸の分泌を抑える薬を処方する方法と、胃が緩んで十分な量の食事を受けいられるまで15~20分かかるので、早食いを避けてよく噛んで少なめに食べることや、高脂肪食を減らすなどの食習慣の改善も大切のようです。
自らできる胃の不調ケアの効果的な方法として、
1,ストレスを発散する
2,規則正しく食べる
3,睡眠を十分にとる
4,胃に優しい食事・食材を取る
胃の大きな病気が見つからなく一安心ではありましたが、症状があるのに根本的な治療がないのはこれからもこの症状とつきあっていかなければならないと思うと気持ちは下がりました。
それでも前向きに、医師からの改善方法を取り入れていこうと思います。
先日の北海道新聞の記事で、「機能性ディスペプシア」について取り上げられていました。
日本生活習慣病予防協会が、日本人の新たな国民病になり得る病気は何かと、全国の消化器内科医331人に尋ねたところ、1位が胃の不調を症状とする「機能性ディスペプシア」だったそうです。
消化器内科の医師からも関心を集めているようです。
皆さまも体の不調があったときは早めの医療機関の受診をおすすめします。
Megumi