命を守るために

inochi

今では2人に1人はがんになるという時代です。 

私も今はがんでなくとも、今後体のどこかにがんが発見されるかもしれません。

考えたくはありませんが、覚悟しながら生活しています。 

ただ恐れているだけではなく、早期で発見すれば治る期待もあります。 

早期で発見するには、症状が出る前の定期的ながん検診が必要です。 

特に早期で発見すれば、治る確率が高いと言われている中の一つが大腸がんです。 

症状が出てからでは進行している場合があるので、がん検診は重要です。 

大腸がんの罹患数は男女共に第2位です。 

なんと死亡数では女性が第1位です。

この差は男性よりも女性の方が、大腸がん検診を受ける機会が少ないからなのでしょうか? 

ここは私の憶測ですが、非正規雇用の方や専業主婦の方が、職場健診あるいは健康診断など受けていないのではと考えています。 

またこの4年コロナ禍で、がん検診を受けるタイミングも逃したままになっている方が多いのかもしれません。 

札幌フィメールクリニックには、便に血が混じっていたり便通異常を自覚して受診する方が多いです。

殆どの方は痔や便秘の診断ですが、大腸内視鏡検査でがんの診断を受ける方もおられます。 

大腸がんの所見はなくても、ポリープが出来ている方は多くおられますよ。

大腸のポリープを何年も放っておくとがん化するものもあるため、ポリープを切除しておけば大腸がんの予防へと繋がります。 

札幌フィメールクリニックでは、10㎜以下の小さなポリープ数個であれば切除します。

小さなポリープでも沢山出来ていたり10㎜を超えるポリープは、切除後の出血が考えられるのでその場では切除せず、安全面を優先し、後日入院施設のある医療機関へ御紹介しています。 

今まで経験したことのない血便や便通異常、腹部の違和感を自覚したら医療機関へ受診して下さい。 

 

Mami 

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