セルフチェックと乳がん検診

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先日の道新に、早期乳がんの治療にラジオ波焼灼療法が保険適用になったことが記事に出ていました。 

Akiko院長も昨年の9月のブログでご紹介していた「切らないがん治療」の話題で、その時点ではまだ自由診療で全額自己負担だった治療が昨年の12月に保険適用になったのです。 

切らずに熱でがんを焼いて死滅させる。 

針を刺してラジオ波の熱でがんを死滅させるので、これまでの乳房部分切除術・乳房全切除術と違って術後の痛みも少なく、傷跡もほとんど残らず乳房の変形もない。 

乳がんの治療は、女性にとって痛みや喪失感を伴うこともあり見ためを気にして温存術を希望する人もいます。

そんな女性にとって、このラジオ波焼灼療法が保険適用になったのはとても喜ばしいことです。 

とは言え、この治療の対象は、がんが一つだけで、大きさ1.5cm以下、転移がないなど条件もあります。 

まずは、早期に見つけることが一番です。

早期発見によって治療の選択肢の幅も広がります。

そのためには、やはりセルフチェックと定期的な乳がん検診の受診が大切です。 

セルフチェック、みなさんしていますか? 

月に一度、生理中を避けお胸の張りや痛みがない時に、力を入れずやさしいタッチで4本の指で「の」の字を描くように脇からお胸全体をチェック。 

乳首からの分必物がないかもチェックしてくださいね。 

乳腺外科を受診された方は、Akiko院長の指触診のタッチのやさしさに驚かれます。

ついつい何か異常がないかを探し出そうとして指や手のひらに力が入ってしまうと、乳腺組織や肋骨までもしこりと勘違いしてしまいます。 

力が入りすぎないように、お風呂に入った時に石けんの泡を利用して滑らすように全体をチェックすると、ほどよい優しいタッチになるので変化にも気づきやすいですよ。 

毎月のセルフチェックの習慣とともに、毎年定期的に乳がん検診を受けることが早期発見につながります。 

クリニックでは毎日乳がん検診を行っています。ご自身のセルフチェックの仕方に自信がない方は、診察の際にAkiko院長の指触診を参考にするとよいですよ。 

今月の29日(土)は午後も診療行います。平日に検診受診が難しい方は、この機会にぜひご予約してみてはいかがですか? 

 

Miya 

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