授乳中の受診

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「授乳中ですが、乳がん検診を受けることはできますか?」というお問い合わせをいただくことがあります。 

授乳中でも検診自体は受けていただくことが可能ですが、マンモグラフィ検査は放射線被ばくがありますので、授乳回数やお子様の月齢によっては避けた方が良い場合があります。 

その場合には、超音波コースをご案内しております。 

授乳中で特に気になる症状がないけれど検診を受けたいという方は、いつでも受けていただいて構いませんが、授乳終了の目途がたっている方は、授乳終了後に受けていただくことをオススメしています。 

症状がある場合には、授乳中でも早めに受診してくださいね。 

「授乳中でしこりや痛み、発熱があり、乳腺炎かもしれないので診てもらえないですか?」という問い合わせをいただくこともよくあります。 

乳腺外科は、乳房の診察を行いますが、母乳育児に関連する指導やマッサージは、実は行っていません。

札幌フィメールクリニックも同様です。 

授乳にまにまつわるトラブルは助産師さんがいる産婦人科と助産師さんが独自に開いている相談室で対応してくれます。 

ですので、まずは出産された産婦人科の方にご相談ください。 

そこで外科的処置が必要と言われた場合には、乳腺外科で対応が可能です。 

当クリニックでは、乳腺炎疑いの患者さんに対して視触診と超音波検査を行い、膿瘍が確認できた場合には、皮膚を切開して膿を出す処置をしています。

膿瘍ができていなければ、解熱鎮痛剤や漢方薬を処方し、自己マッサージでの対処を促します。 

自己マッサージが上手くできない方には、母乳育児相談室や産婦人科の母乳外来への受診を勧めています。 

また肛門外科への受診は、妊娠中・授乳中にかかわらずいつでも診察可能ですので、おしりのトラブルもご相談ください。 

ご不明点がありましたら、お気軽にクリニックまでお問い合わせくださいね。 

 

Misaki 

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