貧血

bloodtest

充分な睡眠をとっているのに、身体のだるさ、頭痛、ふらつき、動悸など身体の不調を感じている方はいませんか? 

もしかするとそれは貧血が原因かもしれません。 

貧血とは、赤血球の数が足りない場合や、赤血球内のヘモグロビンという鉄を含むタンパク質が減少している状態のことで、貧血かどうかは血液検査で判断します。 

女性の基準値はだいたい12~14g/dlと言われており、治療が必要と診断されるのは10.0g/㎗以下くらいです。 

私は、学生時代に健康診断で貧血の診断を受け、数年血液内科に通って鉄剤の処方を受けていた経験があります。 

社会人になってからは落ち着いていたのですが、今回の健康診断で貧血の指摘があり、再び鉄剤の服用を開始しました。 

数ヶ月前から、たくさん寝てもだるい、疲れやすい、頭痛がする、立ち眩みがする、階段がつらいなど自覚症状は多々ありました。

ただ、長い間貧血を繰り返しているせいか、その状態が当たり前となってしまっていました。 

皆さんの中にもつらい症状はあるけれどそれが当たり前になってしまっている方いませんか? 

札幌フィメールクリニックは、乳腺外科と肛門外科ですが、実は貧血の治療も行っています。 

当院で手術を行う場合は事前に血液検査を行いますが、そこで貧血の診断を受けて治療を開始する方も珍しくありません。

痔の出血による鉄欠乏性貧血では、当院で一定期間鉄剤を投与する治療を行います。

治療方法は、内服、注射、点滴があります。 

治療するほどではないけれど貧血気味という方は、普段の食事を工夫してみてはいかがでしょうか? 

貧血の予防や改善には、鉄分やビタミンB12、葉酸などの栄養素を多く含む食べ物が効果的と言われており、赤身の肉や魚、貝類、緑黄色野菜、豆類、卵、乳製品などがあります。 

また、鉄分の吸収を助けるタンパク質やビタミンCを一緒に摂取することも効果的と言われています。 

一方で、緑茶、紅茶、ウーロン茶、コーヒーなどタンニンを含む飲み物を食事中や食事の直後に摂取すると、タンニンが鉄と結合して鉄の吸収を悪くしてしまいます。

お茶を飲む場合は、ルイボスティーや黒豆茶などがおすすめです。 

貧血症状でお悩みの方は、ぜひ取り入れてみてください。 

乳腺外科、肛門外科を受診の方で貧血症状がある方は、Akiko院長に相談してみてくださいね。 

私も食事を工夫しながら鉄剤の内服を続け、貧血改善に向けて頑張ろうと思います! 

 

Misaki 

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