10月はピンクリボン

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昨日のAIR-G brilliant days Fでは1ピンクリボンのお話をしました。 

毎年10月は、札幌フィメールクリニックのブログも、ピンクリボンや乳がん検診啓発の話題であふれます。 

10月の第3日曜日はジャパンマンモグラフィサンデーですね。 

日本全国で多くの医療機関が参加している企画で、NPO法人J.PUSHが主催しています。 

普段忙しい女性たちが、日曜日に乳がん検診を受けられる機会を作ろうという目的で始まったもので、札幌フィメールクリニックでも開院以来毎年、この企画に参加しています。 

今年は10月20日(日)です。 

札幌フィメールクリニックは、朝9時から夕方5時まで乳がん検診を行います。

まだ午後の予約には余裕があるので、ぜひ受けたいという方は、クリニックの予約サイトまたはお電話でご予約ください。 

道内でも多くの医療機関が参加しています。 

どの医療機関が実施しているかは、J.M.S ジャパンマンモグラフィサンデーのウェブサイトで確認できます。

中には日曜日ではなく前日の土曜日に行っている施設もありますので、ご自身が受診したい医療機関をの実施日をチェックしてください。

また、多くは事前予約が必要ですので、あらかじめ確認していただくと良いと思います。 

そして、乳がん検診に行こう!と思ったら、ぜひセルフチェックをしてください。 

いままで感じたことがないような硬いしこりや皮膚のくぼみなどがみられたときは、乳がん検診ではなく、乳腺外科を受診しましょう。 

がん情報サービスによると、日本人女性は今も変わらず、9人にひとりが乳がんに罹るという状況です。 

2020年にあらたに乳がんと診断された方は91531名でした。

2019年よりは5000人ほど減少していますが、コロナ禍でしたので、乳がん検診受診率が低下したこと、また症状があっても病院受診への遅れがあった可能性も考えられるため、減少傾向とは判断できません。 

日本人の2人にひとりは、何らかのがんに罹ります。

そして女性の中でももっと多くの方が罹るのが乳がんです。 

でも一番死亡率が高いがんではありません。

早期に見つかると治る可能性が期待できるがんでもあります。 

がんの進行の程度は、病期(ステージ)で表現されますが、がんの大きさが2cm以下でリンパ節に転移がない状態で診断されると、ステージⅠです。 

ステージⅠの5年、10年生存率はほぼ100%なのです。 

多くの方に乳がんについて関心を持っていただき、ご家族やご友人などと、乳がん検診について話す機会をもつきっかけの1か月になるといいなと思います。 

皆さんの年間スケジュールに、乳がん検診を加えてください。 

 

Akiko 

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