女子の第二次性徴

nijiseicho

第二次性徴とは、思春期に起こるホルモン動態の変化に対応した身体発育のことです。 

学生の頃保健体育の授業で、第二次性徴の学習がありましたね。 

何となく憶えているでしょうか? 

思春期には、成長ホルモンとアンドロゲンやエストロゲンのホルモンが必要となります。 

男子では精巣や副腎からアンドロゲン、女子では卵巣や副腎からエストロゲンが分泌され、第二次性徴が発現し成熟します。 

アンドロゲンが陰毛や腋毛の発生を促進し、エストロゲンが乳房の発育、脂肪の沈着、子宮や膣の発育を促進します。 

女性の第二次性徴は一般的に8~9歳から始まり、乳房の発育→陰毛発育→初経の順に進むことが多いですが、個人差もあります。 

札幌フィメールクリニックの乳腺外科を受診される多くは、成人された方ですがですが、

中には小学低学年~中高生の年齢の方が、保護者の方に付き添われ受診されることも少なくはありません。 

症状としては胸のしこりや痛みです。

保護者の方にとっては何か悪い病気ではないだろうかと、心配されて受診されますが、病気の可能性は極めて低いです。 

この症状は成長期に伴う乳腺の発達によるもので、左右いずれかの乳房に症状がでて、やがてもう一方にも同じような症状が出ることもあります。 

母乳を作る働きはありませんが、思春期になると男性にも女性ホルモンがあるため胸の痛みが出ることもあるんですよ。 

ところでお子さんのことだけではなく、保護者の方は乳がん検診を受けておられますか?

40~60歳代が乳がん好発年齢ですので、乳がん検診を受けたことがない方や受けてから期間が空いた方はぜひ受けて下さい。 

札幌フィメールクリニックは毎日乳がん検診が受けられますよ。 

 

Mami

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