萎縮性胃炎とは
先日人間ドックを受けました。
結果は概ね現在問題となる所見はなく、更年期に上昇しやすい脂質系も基準値内で、年齢からすると優秀な方でした。
ただ一つ気がかりなのは、前回3年前の胃カメラで萎縮性胃炎を指摘され、今回も同様の診断でした。
長期にわたり萎縮性胃炎(慢性胃炎)を放置すると、胃癌の発生母地となるリスクが高いので、年1回の胃カメラをお勧めしますとのコメントでした。
私の場合胃の症状は、ほとんどないのでコメントを読み一瞬ヒャッとしました。
同時に毎年検査を受ける事で、胃癌がみつかったとしても早期発見、早期治療に繋がるなと安堵もしました。
萎縮性胃炎は主にピロリ菌が原因ですが、ストレス、暴飲暴食、喫煙、飲酒などによる慢性胃炎で胃の粘膜が萎縮した状態です。
胃が小さくなるというわけではありません。
まだ食欲旺盛ですからね。
ピロリ菌に感染している場合は胃もたれ、不快感、げっぷ、吐気、食欲不振、腹部膨満感など自覚症状が出る事がありますが、全く症状が出ない人もいます。
ピロリ菌の感染がわかると除菌治療を受け、除菌が成功すると胃癌リスクはかなり減少すると言われています。
今回ピロリ菌の検査は受けませんでしたが、都合つけて受診しようかと考えています。
殆どの癌は無症状で発生します。
症状を自覚したころには、進行している場合もあります。
癌がみつかっても早期発見、早期治療が後の人生に大きくかかわります。
その為には、少し高額ですが自分への投資として、がん検診を強くお勧めします。
札幌フィメールクリニックでは、乳がん検診と大腸がん検診を受ける事ができますので、お問い合わせください。
Mami