アウェアネスリボン

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10月はピンクリボン月間だったので、札幌フィメールクリニックのブログでたくさんピンクリボンのお話をしてきましたが、実は他にも様々なリボン運動があることをご存知ですか? 

ブルー&イエローリボンはダウン症、ゴールドリボンは小児がん、シルバーリボンは発達障害、レッドリボンはエイズ、グリーンリボンは環境保護・臓器移植、パープルリボンはてんかん、ブルーリボンはいじめ防止・医療従事者への感謝、イエローリボンは身体障害など、その他にもたくさんのリボンがあるようです。   

これらすべてのリボンの総称を『アウェアネス・リボン』というそうです。 

アウェアネスとは、英語で意識・気づきといった意味があり、何らかの社会問題に対して支援を行っている、関心を持っていることの意思表示のことだそうです。 

リボンを見た時、例えばピンクリボンの場合は「そろそろ乳がん検診を受けようかな」と少しでも意識し、検診を受けるきっかけになってくれると嬉しいですね。 

ちなみにピンクリボン運動は、アメリカで1980年代に乳がんで亡くなられた患者さんの家族が、「このような悲劇が繰り返されないように」との願いを込めて作ったリボンからスタートした乳がんの啓蒙運動なんだそうですよ。 

当時のアメリカでは乳がんに罹る女性が今よりも多く、死亡率も高かったそうで、このピンクリボン活動が広がることで乳がんに対する意識が高まり、検診受診率も上がり死亡率も低下したそうです。 

日本では2000年頃からピンクリボン活動が盛んになり、ピンクリボン月間である毎年10月には、様々な啓発活動が行われています。 

札幌フィメールクリニックでもピンクリボン月間中、自己検診啓発ティッシュを院内に置いたり、JMSと呼ばれる10月の第3日曜日に乳がん検診を受けられる活動に参加しています。 

ピンクリボン月間は終了してしまいましたが、札幌フィメールクリニックでは診療日であればいつでも乳がん検診の予約が可能ですので、今年まだ受けられていない方はぜひ年内に受けていただきたいです。 

今月23日の祝日は午前中のみ診療を行いますので、平日お時間を作るのが難しい方はこの機会にぜひご予約ください。 

 

Misaki 

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