乳房も大腸も
昨日はAIR-G brilliant days Fの放送日でした。
今回は大腸のお話をしました
最近、札幌フィメールクリニックでは、おなかの不調や下血などで大腸内視鏡検査を受ける方がとても多くなっています。
大腸がんは、日本人女性が罹りやすいがんの第2位です。乳がんの次です。
がん情報サービスによりますと、2020年のあらたな乳がん患者さんの数は91531人でした。
一方大腸がんは64915人です。
大腸がんにかかる方は乳がんよりも少ないのですが、死亡者数は第1位のがんです。
2022年に大腸がんによりなくなった女性は乳がんよりも2000人ほど多い24989人でした。
どのがんも、やはり早期発見が重要です。
札幌フィメールクリニックでは、ほぼ毎日大腸内視鏡検査を行っています。
おしりのトラブルと思い肛門外科を受診される方が、実は大腸ポリープや大腸がんを患っていることは珍しくありません。
大腸内視鏡検査を受ける場合は、事前に腸内をきれいにするため、洗腸剤という薬を時間をかけて服用してもらいます。
札幌フィメールクリニックでは洗浄力の高さからニフレックという薬を採用しています。
ご自宅で早朝からニフレック2リットルを、2時間かけてゆっくり飲んでもらいます。
1時間ほどたつと便意がおこり、初めは形のある便ですが、徐々に水溶性になり、のこりカスが減っていきます。
通常はおなかが痛くなることはありません。
飲用開始から4時間ほどたつと、おなかが落ち着きますので、来院していただき検査をします。
日本人女性は50歳を超えると大腸がんのリスクが高まります。
異常を感じていなくても、大腸がん検診として内視鏡検査を受けることもできますので、お年頃の方はぜひ一度受けることをお勧めします。
Akiko