がんと肥満

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先日の新聞のコラムのテーマが、「がんと肥満」でした。 

世界的規模の調査で、今まで明らかになったがんの原因の割合を調査した結果のお話でした。 

結果として、加齢によって起こったがんが最多で、これに関しては高齢になるほど癌になる人の数は増えるので当然とのこと。 

このコラムで取り上げられていたのは、がんになる数が2番目に多かった原因です。 

その原因が、なんと肥満。

がんの上位と思われていた飲酒や喫煙は、原因としては意外と少ないのだそうです。 

世界的に肥満の人の数が増えているので、この調査結果が医学界でも注目されています。 

これまでも肥満の人は、大腸がん、肝臓がん、子宮がん、乳がん、腎臓がんになりやすいと言われていましたが、がんの種類に関係なく、肥満は危険因子だということです。 

肥満は、生活習慣病による糖尿病や脳卒中の要因にもなります。 

昔の生活に比べ、美味でカロリーも糖質も高く魅惑的な食べ物が増えたことや、便利な生活になり、日常生活の中での運動量が減ったことで、現代は肥満になりやすい環境とも言えます。 

がんや生活習慣病にならないように、私たちが日々気をつけて意識出来るとすれば、やはり食事、運動、睡眠の基本的な生活習慣で、バランスの良い食事と腹八分目、適度な継続的運動、質の良い睡眠でしょう。

ですが、言うは易く行うは難しで、日々忙しい現代人が毎日これを全て意識して生活するのは、なかなか難しいという人も多いと思います。

食事も3食のうち1食でもバランスよく食べられたら◎、いつもは車だけど今日は歩いて運動できた日があれば◎、休日にたっぷり睡眠をとれた日があれば◎。 

過度なダイエットは体調も崩し、便秘にもなります。

少しずつでも改善できる事から始め、健康的に体重を落とし肥満にならないようにしていきたいですね。 

これからクリスマス、年末・・誘惑も多く暴飲暴食になりやすい季節。

いっぱい食べ過ぎた日、飲み過ぎた日の次の日は、少し歩いて食事も控えめにしたり、半身浴で汗をかいたり、食事も体重コントロールも自分なりに無理なく楽しみながら出来ることが長続きのコツです。 

楽しいイベント、会食が多くなりますが、食べ過ぎ飲みすぎ気をつけましょうね。 

 

Miya 

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