中性脂肪について

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中高年代になると、健康診断等の血液検査で中性脂肪が高いと指摘される方が増えていきます。

多少数値が上昇しても自覚症状がないので、ご自身の検査値が思った以上に高くて、驚く方もおられます。 

中性脂肪は血液中に含まれる脂質の一種で、体脂肪の約9割を占めています。 

体内ではエネルギー源として機能するほか、ビタミンの吸収や内臓の保護などにも重要な役割を果たしています。 

中性脂肪の基準値は、空腹時で30~149㎎/㎗です。 

空腹時150mg/㎗以上、食後175㎎/㎗以上の場合「脂質異常症」とされます。 

中性脂肪が増える主な原因は、「食べ過ぎ」や「運動不足」などの生活習慣です。 

また糖質の摂り過ぎも中性脂肪の増加の要因です。 

運動不足だと食事で摂ったエネルギーが消費されず、やがて内臓脂肪や皮下脂肪が増えることになります。 

これから年末年始による会食の機会が増えたり、家庭でもカロリーの高い食事を摂ることが多くなるでしょうか? 

更にお酒を好む方は、ついつい飲み過ぎると中性脂肪を増やす原因にもなります。 

年齢が上がるにつれて基礎代謝が低下してきますが、女性の場合閉経を迎えると、ホルモンの変化により脂肪がつきやすくなります。

また女性ホルモンはコレステロールを下げる働きをもつため、閉経後はコレステロールが上昇する傾向があらわれます。 

中性脂肪を増やさないためには基本的なことですが、食生活の見直しと運動ですね。 

冬の寒い時期は、なかなか運動する時間が確保できないものです。 

通勤や買い物に出かける際に歩く時間を設けたり、階段を使うなどして体を動かしましょう。 

 

Mami 

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