はたらく細胞、面白い!
先日東京往復の際に、個人用モニターのある飛行機に搭乗しました。
移動中はよく編み物をしますが、編みながらアニメ「はたらく細胞」の第1シリーズ第3話、インフルエンザを視聴しました。
最近、実写化された映画が封切りになったばかりのアニメです。
内容がとても面白く、帰宅してから家族にすすめ、皆が揃う夕食時に数日かけて一気にみてしまいました。
主人も娘も興味をもち、皆でファンになりました。
この作品は、人間の体内で働く細胞1個1個を人にたとえ、彼らの日々の働きや戦いを描いています。
医師としての目線でみても、体内の免疫についてきちんと表現されており、楽しめます。
白血球(好中球)が病原体と戦うシーンや、赤血球が酸素を運搬する様子、また血小板が止血をする様子など、実際のしくみが人にたとえられ上手く表現されています。
つい医学的見地からみてしまいますが、医療従事者以外にとっても、面白いと思います。
医学・免疫学の研究がすすみ、自分が医師になりたてのころにはまだわかっていなかった、胃がんの原因になるヘリコバクターピロリ菌や、免疫のしくみについて、ストーリーを通して医学知識をわかりやすく伝えていると思います。
免疫のはたらきは身体にとって不可欠です。
疲れやストレスも免疫力を弱めてしまうことが分かっていますので、年末年始も体調を整えて、軽い運動や良質な睡眠で乗り切りましょう。
ちなみに、近く映画館にも足を運ぼうと思っています。
興味のあるかたは、ぜひチェックしてくださいね。
Akiko