大腸がん多いですよ

日本人が罹るがんのうち、男女の合計で最も多いのが大腸がんです。
生涯で大腸がんに罹る人は男性で10人に1人、女性で12人に1人と言われています。
40歳代から増え始め、高齢になるほど罹りやすくなります。
比較的治りやすく、他のがんと比べると生存率は高いですが、死亡数は女性は1位、男性は肺がん次いで多いがんでもあります。
大腸がんは肛門に繋がる直腸にできる直腸がん、盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸にできる結腸がんがあります。
結腸がんの中でも日本人に特に多いのが、S状結腸がんです。
大腸がんは早期発見が非常に重要ながんの一つです。
早期のステージⅠであれば5年生存率は99%に近く、ほぼ治ると言われています。
更に早期であれば、お腹を切らずに内視鏡的にがんを切除して治せる可能性も期待できます。
しかしがんが進行した場合や、がんができた部位によっては人工肛門を造らなければいけなかったり、排便機能が低下したり、生活の質が落ちる場合もあります。
まずは40歳以上の人は、定期的に年1回の便潜血検査を受ける事をお勧めします。
また、症状が出る前の早期のがんを見つけるには、大腸内視鏡検査が大変有効です。
後々後悔するのは辛いですからね。
現在、便通異常やお尻からの出血など症状がある人は、様子をみずに医療機関を受診してみてくださいね。
札幌フィメールクリニックでは、便通異常、痔、お尻のトラブルの治療はもちろん、大腸内視鏡検査も行っております。
どの医療機関へ受診すれば良いのか迷われている方は、安心して相談してみてください。
Mami