子供の便秘

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先週のブログで便秘症について書きましたが、今回はこどもの便秘についてです。 

札幌フィメールクリニックでは、お子さんの便秘の相談も受けています。

女性専用クリニックですが、未就学の場合は男の子も受診可能です。 

お子さんが泣きながら便をする、硬い便ばかり出る、3日に1回程度しか排便がないといった相談を受けることは珍しくありません。 

離乳食が始まる前の赤ちゃんの便は、固形になることが少ないそうです。

ただ排便の機能が十分に備わっていないため、便を上手く出せないことがあります。

その場合は、お母さんがオイルをつけた綿棒などで肛門を軽く刺激してあげると、排便が促されるそうです。 

1歳を過ぎると離乳食が進み、大人と同じような便になります。

排便時に痛みを感じた経験があると、便をするのが怖くなり排便をためらうようになってしまいます。 

一度便を我慢してしまうと、次に便意が起こるまでの間に便からさらに水分が吸収されてしまうため、より硬くなり、排便時に強い痛みを感じたり出血したりする原因となってしまいます。 

そうならないためにも、幼児期から便を我慢しないことを身につけられると良いですね。 

札幌フィメールクリニックの待合には、お子さんにもわかりやすく読みやすい絵本形式の便秘に関するパンフレットを置いています。 

来院の際にはぜひ持ち帰っていただき、お子さんと一緒に読んでもらえたらと思います。 

多くの方は便秘の症状を小児科に受診されるかと思いますが、札幌フィメールクリニックでも、お子さんの症状に合わせてお薬の処方を行っていますので、経過が良くない場合には肛門外科の受診も検討してみてくださいね。 

 

Misaki 

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