New Born

newborn

乳がん手術で失った乳房を再建した女性12人の写真集「New Born 乳房再建の女神たち」という本が最近出版されました。 

撮影は写真家の蜷川実花さんです。

色彩豊かで個性的幻想的な写真を撮ることで有名な方です。

ご存知の方も多いのではないでしょうか? 

乳房再建に関する正しい知識の普及を目指すNPO法人「エンパワリング ブレストキャンサー(E-BeC)」が企画したものです。 

約80人の応募者から選ばれたモデルの年齢層は30~60代と幅広く、人工乳房を入れた人、自分のおなかや背中の組織を使った人、乳輪や乳頭の再建をした人、しない人。 

さまざまな手術方法や選択肢があることがわかります。 

E-BeC理事長の真水美佳さんは、2008年に乳がんの手術を受け自分の組織で乳房再建をされた方です。

そのとき、再建に関する情報収集に苦労し、他者の心ない言動に傷ついた経験をもとに、正しい情報やリアルな情報が必要と感じたそうです。 

今も実際「乳房を失う喪失感を理解してもらえない」「再建に対する偏見がハードル」という声も寄せられているとか。 

どんな病気であっても、なった人にしかわからない苦しみや悲しみ、つらさはあります。 

乳房再建においては、正しい情報が少ないのもそうですが、当事者は経験者の実体験、リアルな声も聞いてみたいはず。 

再建手術が出来る医療機関は都市圏に集中していて、他の地域では対応できる医療機関も少ないことや、乳房再建は形成外科医が行うため、乳腺外科の主治医から情報が得にくいなどの問題もあります。 

再建するかどうかの決断には、正確な情報が必要です。

こちらの本はその手助けにもなるのではないでしょうか。 

E-BeCのホームページには、乳房再建の術式や保険適用になるインプラントの種類、手術費用など再建をする上で知りたい正しい情報がわかりやすく解説されているハンドブックが出ています。 

『乳房再建Hand Book』について | E-BeC(エンパワリング ブレストキャンサー) 

ネット上には様々な情報があふれていますが、正しい情報をもとに自分の意思で選択し決断してほしいと思います。 

今まさに悩んでいる方もいるのでは。決断の一歩や情報源のひとつとして、この本をご覧になってみてもよいと思いますよ。 

 

Miya 

 

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