胃腸を大事に

春は出会いや別れの季節でもあり、歓送迎会が多くなる時期ですね。
楽しい宴の時間はついついお酒がすすみ、食事もいつも以上にたくさん食べてしまうことがありますよね。
飲みすぎた翌日など胃腸の不調を感じることはありませんか?
普段の食事よりもつい食べ過ぎたり飲み過ぎてしまうことで、胃の許容範囲を超えてしまうと、消化が追いつかなくなり消化不良がおこることがあります。
胃もたれや逆流性食道炎などの症状は、暴飲暴食による消化不良も原因のひとつといわれています。
油をたくさん使う揚げ物や炒め物は、腹持ちは良いのですが消化・吸収には時間がかかり、胃腸には負担がかかりやすいです。
またお酒の飲み過ぎも胃腸が冷えやすくなるので、適度に楽しみたいですね。
お酒の中でも、焼酎や日本酒、赤ワインは体を温めてくれる作用もあるようですよ。
冷えが気になる方は、お酒の種類を変えてみるのも良いかもしれません。
連日お食事会続きで胃腸に負担をかけてしまったなぁと思ったら、消化酵素が活性化している生野菜をできるだけ食べることで、消化を助けてくれます。
大根や山芋、かぶ、人参などをすりおろしたり、薄切りにして酢の物にするものおすすめです。
また「煮る・茹でる・蒸す」などのお料理で胃腸を温めて整えるのもよいです。
胃の中は通常37℃前後に保たれているといわれていますので、胃腸に不調がある場合は内臓を温めることを意識して過ごしてみてくださいね。
2月にどっさり降った雪もだんだんと溶けて、暖かく過ごしやすい季節が近づいてきました。
心身の不調を整えて、元気に春を迎えたいですね!
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