春のダイエット

昨日のAIR-G’ 「北川久仁子のふふふ」では、ダイエットのお話をしました。
暖かくなると、今後さらに肌の露出が増える時期を前に、多くの女性がダイエットしなくては!
と意識しはじめるのは、昭和・平成・令和と時代がめぐっても、いつまでも変わらぬ乙女心かと思います。
私は食事をとても楽しみにしており、またお酒も好きなほうです。
ついつい調子にのってしまうこともありますが、2年前に減量し、なんとか維持するように努力しています。
やはり食べる量を減らすことと、活動量・運動量を維持することが基本です。
一気に体重を減らそうと過剰に食事を減らすことは、ダイエットの成功どころが、ほかの不調を招くこともあります。
食事をコントロールするときは、食事の回数や1回の食事量はあまり減らさないようにしましょう。
カロリーを控えて、ボリュームは維持できるとよいです。
しっかり噛んで食べる食材を選ぶことも、満腹感につながります。
ドリンクだけ、果物だけという極端な調整は、便秘につながることが多く、また栄養素の不足で肌荒れなどの弊害も起こしてしまいます。
とはいえ、摂取カロリーと消費カロリーのバランスがダイエット成功の決め手なのは間違いありません。
では、どんな食事が効果的なのか。
まずは糖質を減らしましょう。
ダイエットをするときには糖質は控えるべきです。
甘いものなどのお菓子や飲み物はもちろん、ご褒美としてとっておきましょう。
ご飯やパン、麺類などの炭水化物は、ダイエットをしたい健康な成人ならば、1日1回だけしっかりとれば十分です。
エネルギー不足にならないよう注意して調整してください。
また、糖質の多いアルコールも控えましょう。
お酒を飲むと、ついおつまみを食べたくなってしまうのも体重増加の原因です。
次に、たんぱく質はしっかり摂りましょう。
たんぱく質を減らしてしまうと、筋肉量が減少し、基礎代謝も低下してしまいます。
すると体重は減っても体の組成が変わってしまい、リバウンドの原因となります。
たんぱく質は毎食取り入れましょう。
肉、魚、卵、牛乳などは効率よくたんぱく質を摂取できる動物性たんぱく質で、体内で作ることができない必須アミノ酸を多く含みます。
大豆や豆腐などは、たんぱく質の量は多くないですが、食物繊維を含み、脂質が少ない利点があります。
動物性と植物性の比率は1:1が理想と言われています。
どうしても食物繊維がたりず便秘がちのかたは、水溶性食物繊維が粉状になっている市販品がありますので、食事にプラスしても良いでしょう。
食事のことをお話しましたが、減量したいときには運動は欠かせません。
同じ体重でも筋肉量が多いほうが、引き締まったナイスボディにみえます。
運動で筋肉を使った後は、たんぱく質をしっかり摂ることで、筋肉がつきます。
体重の増減だけに注目せず、体脂肪を減らし、筋肉量を増やすことに目標を切り替えると良いでしょう。
運動の機会が持てない人でも、通勤などでこまめに歩くようにしましょう。
同じ道のりでも、歩幅を大きく早めの速度で歩くと、効果的です。
みなさん、体調を崩さないようにして、取り組んでくださいね。
Akiko