痔の日帰り手術

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札幌フィメールクリニックでは、痔の日帰り手術を行っています。 

痛みのコントロールや術後出血のリスクを回避するため、全ての痔の根治術を実施できるわけではありません。

2~3ヶ所以上のいぼ痔の切除が必要な方には、入院設備が整っている入院施設へご紹介する提案もしています。 

しかし、お仕事や学校、小さなお子さんのお世話、親の介護などで、入院での手術はハードルが高いとおっしゃる方が多数です。 

その場合には、期間を空けて2回日帰り手術を行うという選択肢もあります。 

日帰り手術の流れとしては、手術の2週間前に来院していただき、術前説明と採血を受けていただくのと、手術翌日と1週間後、3週間後は必ず受診が必要です。

術後の経過によっては通院が少し長引く場合もあります。 

当院の日帰り手術は、診察と並行して行うために、対応時間を下記のように決めています。 

月・木・金 9:00~ 13:30~ 

火 12:00~ 

水 13:30~ 

どの時間帯も、手術開始時刻の30分前までに来院していただいています。 

手術当日、お車の運転はできませんので、公共交通機関かタクシーなどでの来院をお願いいたします。

駐車場の台数が限られている為、車を駐車場に停めておいて帰りは家族が迎えに来て運転してくれるといったこともご遠慮いただいています。 

手術は20分程度で終わりますが、麻酔が切れるまで2時間ほどベッドで安静にしていただきます。 

手術当日は帰宅後も安静を保っていただき、刺激物やアルコールは避けて、お風呂も一晩避けていただきます。

翌日の診察後は入浴もでき、日常生活はいつも通りで構いません。

遠出や激しい運動は1週間ほど控えていただきます。 

術後の痛みについて不安に思われている方が多い印象ですが、実際に術後の患者さんの診察に入ってお話を聞いていると、1週間以上常に鎮痛剤を必要としている方はごく少数でした。 

痔を切除する手術では痛みは当然あります。

特に排便時は痛みが強いですが、傷は日ごとに良くなっていきます。 

痔は良性疾患なので、必ず手術で治さなければならないわけではありませんが、薬で治療してもお通じを整えても、改善しなくて悩まれている方は、肛門外科で相談してみてくださいね。 

 

Misaki 

 

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