歳のとりかた

度々ブログに登場している愛犬モコが、今月12歳になりました。
股関節脱臼後の骨頭切除術から約半年がすぎ、やっと最近オモチャを走って取りに行ったり、外にお散歩に行ったり、以前と同じような元気さが戻りホッとしています。
人間も術後のリハビリで少しずつ日常を取り戻していくように、モコも同じで、リハビリはしていませんが、切除した骨頭部分の周りの筋肉が少しずつ発達してきたようです。
もともとの体力や性格によっても病後の戻り方には、個体差があるのでしょう。
札幌フィメールクリニックには、毎日幅広い年齢の患者様がいらっしゃいます。
ご高齢でもご自身の足でしっかり歩き、日々の生活をいきいきと過ごされているご婦人が多くいらっしゃるので、感心してしまいます。
私自身、自分の身体にちょこちょこ衰えを感じる箇所が増える度に、なるべく痛さや辛さを感じずに、歳を取っていきたいと思います。
日常の家事は、お料理・お掃除・お洗濯、ほかに名もなき家事を含めると段取りよく効率的にこなすには頭を使います。
習慣化していると、それほど考えずにこなせる家事ですが、何気なくこなす日々の生活が、お年寄りの方には程よい脳刺激になっているのでは・・。
比較的お若いと感じる方は、ご自身の生活にかかわることをご自身で行っている方に多いように思います。
心配と優しさからつい、ご高齢でも自分でまだ出来ることをサポートしてしまいがちですが、それが逆に出来ることを減らしてしまっているかもしれません。
術後のモコをみていても感じました。
つい可哀想と思い何でも助けてあげたくなりますが、それがかえって回復スピードの妨げになる場合もあります。
何事も加減って難しいですよね。
犬にも、人間ドックと同じドッグドックがあるのをご存知ですか?
シニア期にさしかかる7歳くらいから定期的に受けるとよいそうで、モコも7歳の時に受けました。
内容もコースによって違いますが、触診・聴診・尿検査・糞便検査・エコー検査・レントゲン・採血など、本当に人間と同じような内容でしっかり診てくれます。
医療の進歩で愛玩動物の寿命も延びていますが、元気に年を重ねるためにもドッグドックの受診はとても有効です。
人間も人生100年時代、なるべく痛いところなく日々穏やかにはつらつと過ごしたいものです。
とはいえ避けられない老化、病も突然やってきます。
早期発見・早期治療で治る病も増えました。
それによって、その先の人生も、まだまだ楽しめます。
そのためには、やはり検診を受けることです。
私は今年の8月で、乳がんの手術から丸6年たちます。
早期発見出来て本当によかった。
札幌フィメールクリニックでは、乳がん検診・大腸がん検診を毎日行っています。
検診はもちろん、あれ?っと不安に思う症状が少しでもある時は、お早めに受診してくださいね。
Miya