日本人女性が罹りやすいがん

皆さんは日本人女性が罹りやすいがんをご存知ですか?
1位:乳がん
2位:大腸がん
3位:肺がん
4位;胃がん
となっています。
がん情報サービスによると、2021年の新たな乳がん患者さんの数は98,782人で、2位の大腸がんは68,314人でした。
大腸がんに罹る方は乳がんよりも少ないですが、死亡者数でみると大腸がんが1位となっています。
札幌フィメールクリニックでは、乳がん検診と大腸がん検診を行っています。
症状がある場合には、それぞれ保険適用で検査を受けることも可能です。
大腸内視鏡検査を受ける際は、事前に腸内をきれいにするため、洗腸剤という薬を時間をかけて飲んでいただきます。
札幌フィメールクリニックでは、洗浄力の高さからニフレックという薬を採用しています。
ご自宅で早朝からニフレック2リットルを、2時間かけてゆっくり飲んでいただきます。
1時間ほど経つと便意が起こり、初めは形のある便ですが、徐々に水溶性になり、残りカスが減っていきます。
「透明になっていないですが大丈夫でしょうか」と途中心配で問い合わせのお電話をいただくこともありますが、薄い黄色くらいになっていれば問題ありません。
飲用開始から4時間ほど経つと、おなかが落ち着きますので、来院していただき検査を行います。
希望があれば鎮静剤を使用しての検査も可能です。
日本人女性は50歳を超えると大腸がんのリスクが高まりますので、お年頃の方でまだ検査を受けられていない方はぜひ受けてみてくださいね。
乳腺外科では、症状がある場合は保険適用でマンモグラフィと超音波検査を行い、腫瘍の疑いがあれば、細胞診断や組織診断も当クリニックで行っています。
乳がん検診の場合は、自費でご自身のお好みのコースを選んで受けていただくことができ、結果は当日の診察の中でお伝えしています。
乳がんは35歳くらいから罹患数が増えていきますので、1年に1回乳がん検診を受けていただき、月に1度のセルフチェックもぜひ習慣づけていただきたいです。
乳がん検診の内容やセルフチェックについては、過去のブログでも紹介していますので、まだ見ていない方はぜひチェックしてみてください(^^)
Misaki