生ニンニク

気温の高い日や蒸し暑い日が多くなってきましたね。
夏バテしないよう、食欲が増すような食材や味付けを求めてしまう季節でもあります。
そんな食材のひとつに、ニンニクがあげられると思いますが、皆さんは日常的にニンニクを食べていますか?
我が家はたいてい常備して、パスタや炒め物、お肉の下味などに活用しています。
先日、生ニンニクを食べる機会がありました。
すりおろしたものを美味しくいただいたのですが、翌日から下痢をしてしまいました。
おなかが張りがあり、軽い腹痛とともに1日に何度も下痢をし、なんと1週間ほども続いてしまいました。
熱や激しい腹痛はなく、感染症ではないと判断。
食欲もありました。
どうしてかな、と家族と話していて、主人に生ニンニクが原因だと言われました。
私はすっかり忘れていたのですが、以前高知県に旅行に行ったときにも、カツオと生ニンニクをたくさん食べて、その時もおなかを壊していたそうです。
ニンニクに含まれるアリシンという成分が原因で、腹痛や下痢を起こすことがあるそうです。
このアリシンは免疫力を高め、食欲を増進するという良い作用があり、風邪予防に良いとされています。
さらに強い殺菌作用があるのですが、その殺菌作用により、腸内の善玉菌までやられてしまい、腹痛や下痢を起こすそうです。
ニンニクを加熱調理すると、その影響はすこし和らぐそうで、食べたいけれどおなかの調子が気になる方は、加熱することと食べ過ぎないことに気を付けましょう。
ニンニクによる腹痛や下痢が起こった場合は、アリシンが水溶性の性質をもつことから、水分をたっぷり摂るとよいそうですよ。
これからは気を付けて食べたいと思います。
Akiko