肌のターンオーバー

turnover

最近まで暑かった夏も、気が付くと朝晩はすっかり肌寒くなりましたね。 

乾燥肌の私にとって、大敵な季節に入りました。

職業柄一日に何度も手洗いを行うため、かさつき出してきました。

冬になると、もっとかさつきが強まってあかぎれになり、出血することもあります。

そのようになると、保湿剤を使用しても、肌の修復が追いつきません。

また入浴も熱めの湯を好むので、体のかさつきや洗顔後のつっぱりも出始めています。 

加齢に伴う変化でしょうか。

肌の皮脂や水分が不足し、ターンオーバーの乱れも原因なのかもしれません。 

このターンオーバーとは、皮膚の細胞が一定の周期で生まれ変わることで、古い細胞が剥がれ落ち、新しい細胞が表面に現れるサイクルのことです。

肌のバリア機能を保ち、傷を治す大切な役割を果たします。 

ターンオーバーが乱れる原因としては、肌の乾燥の他に、睡眠不足やストレス、栄養バランスの偏り、喫煙、飲酒、運動不足、紫外線などがあります。 

また全身を強い洗浄力でゴシゴシと洗うなどにより、必要な角質を傷つけることも挙げられます。 

ゴシゴシ洗うと言えば、お尻を洗う際念入りに洗う習慣が原因で、お尻の痒みの相談で受診される方が大変多くいらっしゃいます。

清潔を保とうとするあまり、お手入れ過剰になりやすいようです。 

年齢が上がれば上がるほどターンオーバーにかかる日数が伸び、健康な20代の方であれば約28日、30~40代だと約45日ほどかかるそうです。

私は50代なので一体どのくらいかかるのでしょうか。 

生まれ変わりが遅ければ遅いほど、シミやそばかすができやすく傷跡もなかなか消えないのも理解できますね。 

歳にはあらがえないと思いがちですが、肌の正常化を保つにはシンプルに規則正しい生活、適切なスキンケア、保湿と紫外線対策が大切なのでしょうね。 

 

Mami

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