祝!ノーベル生理学・医学賞受賞

皆さんすでにご存じと思いますが、今週月曜日の夜に、坂田先生のノーベル生理学・医学賞受賞が発表されましたね。
素晴らしい研究成果が世界的に評価されたこと、そしてこの免疫の研究が今後もたらすであろう病気のあらたな治療法が誕生するであろうことに、期待が高まります。
以前、はたらく細胞というアニメがとてもよくできていて面白いというブログをあげ、AIR-G’の番組でもお話しました。
免疫のしくみは、30年以上前に私が学生だったころは、現在ほど解明されておらず、近年受賞された研究成果は、かつての教科書には載っていなかったことがたくさんあります。
ヒトのからだは、免疫のはたらきにより外敵から身を守っています。
また日々エラーを起こしてできた異常な細胞を排除することも行っていますが、ときとして自分自身をも攻撃してしまうことがあります。
自己免疫疾患と呼ばれる病気が起こってしまうのです。
この、自分を攻撃してしまうことをコントロールする「制御性T細胞」を発見したのが、坂田先生です。
授賞式が楽しみにですね。
坂田先生の受賞をきっかけに、医学に興味をもつ子供が増えるといいなーとも思います。
Akiko