若いうちから意識して

10月は「乳がん啓発月間」
街でピンク色のリボンやライトアップを目にする方も多いのではないでしょうか。
最近の10月は、ハロウィンでも賑やかになる季節ですが、このピンクリボン月間をきっかけに、自分の健康について立ち止まって考えるきっかけにするのも良いのではないでしょうか。
みなさんは「乳がんは40代以降の病気」と思っていませんか?
実際に、乳がんに罹りやすい年齢は40代後半と60代であると統計されていますが、実は近年は20代や30代の若い女性の乳がんも増えています。
若い方だけではなく、全年齢層で増え続けているのです。
1年間にあらたに乳がんに罹る女性は10万人もおり、これは単純計算すると、1日に250人もの人が乳がんと診断されていることになります。
例えば30代前半で乳がんが見つかった方の中には、「たまたまお風呂で違和感を感じて、念の為に病院に行ったら、、」というケースも。
乳がんは痛みもなく、気づかれにくいのが特徴です。
39歳以下は住民検診としての乳がん検診の対象年齢ではない自治体が多いので、乳がん検診を受けて不安を解消したいという場合は、ご自身で受診する施設を選択する必要があります。
では、若い方はどのような検査を受けたらよいのか。
個人差はありますが、20代や30代では乳腺が発達していてマンモグラフィ画像では、腫瘍があっても見えにくいこともあるので、超音波(エコー)検査との併用が有効です。
札幌フィメールクリニックでは、、39歳以下で初めて乳がん検診を受ける方を対象にした、ファーストチェックコースをご用意しています。
超音波での乳がん検診の料金で、マンモグラフィ検査1方向撮影も一緒に受けられるコースです。
診察時に医師から、次回の検診の受け方、おすすめの検査方法についてアドバイスしていますので、とても参考になりますよ。
若いうちから意識をしていただくこと、定期的なセルフチェックを行っていただくこと、そして35歳くらいからは乳がん検診を受けていくことが、将来の自分を守る第一歩になりますので、まずはセルフチェックから始めましょう。
Yuika