食欲の秋の前に

syokuyoku

今年の夏は本当に暑かったですね。 

残暑もありましたが、9月後半から気温もぐっと下がり秋らしくなってきました。

気温差が大きかったので、今年は紅葉も早いのではないでしょうか。 

過ごしやすくなる秋は、食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋・芸術の秋・・色んなことを楽しめる季節。

みなさんは、どんな秋を過ごしたいですか? 

きのこやお芋、秋刀魚に鮭やフルーツ・・・美味しいものがあふれる秋は、食のイベントも多かったり、ご家庭や友人との食事も食卓が普段より賑やかに楽しく美味しくなったりで、ついつい食べ過ぎ飲みすぎにもなりがち。 

わたしは食べることが大好きなので、あれこれ色々食べたいのですが、最近はちょっと食べるとすぐお腹が膨れるようになり、以前ほど沢山食べられなくなって来ました。 

まわりでも、最近すぐ胃もたれする・・とか最近はお酒の量を減らしてるなど、やはり50オーバーの私の周りでは、健康を意識して生活習慣を変えている方が増えて来ています。 

消化機能は、加齢とともに徐々に低下していきます。

胃酸の分泌が減ることで、食べ物の消化が不完全だったり、腸の蠕動運動の低下や腸内環境のバランスの崩れにより、便秘になったりもします。 

消化機能が落ちると、栄養吸収の効率が下がるだけではなく食欲不振や体重減少、筋肉量の減少にもつながります。

「消化器の健康」は「全身の健康」に直結するのです。

消化酵素の分泌や胃酸の分泌が低下すると、若い時と同じような食事内容や量でも胃腸に負担がかかりやすくなります。 

まず見直したいのが、良く噛んでゆっくり食べる、食べ方。

そして、食材や調理法もなるべく消化しやすいもの、煮る・蒸す・茹でるなど油分も控えめに。 

また、年齢とともに水分摂取量も減りがちなので、意識的な水分摂取をすることも便秘予防につながります。

暑い夏は自然と水分補給していた方も、暑さが落ち着いて水分補給しなくなっていませんか? 

さらに生活習慣の見直しとして、アルコールの過剰摂取や喫煙、脂質の多い食事、野菜や果物の摂取不足など見直せるところはありませんか? 

秋を美味しく楽しむためにも、まずは消化器の健康が第一!

胃腸にも夏の疲れが出る頃です。 

そして、消化器のがんの初期は、自覚症状が少ないこともあります。

やはり、症状がない時こそ検査のチャンス!

気になる時よりも、決まった時に定期的に検査を受けることが大事です。 

気になる症状がある時は先送りせずに、早めの受診でホッとした気持ちで秋の味覚を楽しみたいですね。 

札幌フィメールクリニックでは、毎日大腸内視鏡検査を行っております。 

お腹やお尻の症状がある方は、お早めに受診してくださいね、 

 

Miya 

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