温活のススメ

11月に入り、朝晩だけでなく日中も寒い日が増えてきました。
秋の深まりとともに、冷え性の方にとってはつらい季節が近づいてきますね。
冷えを感じる前に、早めの「温活」で体を整えておくことが、冬を快適に過ごすポイントになりますよ。
冷え性は、単に手足が冷たくなるだけではありません。
肩こりや頭痛、月経不順、疲れやすさ、肌荒れなど、さまざまな不調の原因になることもあります。
特に女性は、筋肉量が少なく熱を作り出しにくい上に、ホルモンバランスの影響を受けやすいため、冷えを感じやすい傾向があります。
「温活」とは、日常の中で体を温める習慣を取り入れて、冷えを予防・改善する健康法です。
特別なことをしなくても、ちょっとした工夫で体の内側からポカポカを目指せます。
まずおすすめなのが、毎日の入浴です。
シャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯に10〜15分ゆっくり浸かることで、血行が良くなり、リラックス効果も高まります。
また、白湯を飲む習慣も内臓から温まるので、朝起きた時や食事の前に一杯を取り入れてみましょう。
さらに、腹巻や靴下、レッグウォーマーなどで冷えやすい部分を守るのも効果的ですよ。
お腹・首・足首の「三首」を冷やさないことが大切です。
写真は最近購入したレッグウォーマーです。
素材にシルクが使われているので保温効果抜群で仕事中にも愛用しています。
もし、冷えが強くて日常生活に支障がある場合は、医療機関を受診してみましょう。
漢方薬の服用で血流改善が期待できます。
婦人科で対応可能ですが、札幌フィメールクリニックでも受診の際に相談に応じています。
冷えは体質だから…とあきらめず、体のサインに耳を傾けて、早めの対策を心がけましょう。
今年の秋冬は、「なんとなく不調」を未然に防ぐ“温活習慣”で、あたたかく元気に過ごしませんか?
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