安全に受けるために

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札幌フィメールクリニックでは、痔の日帰り手術を行っています。

その際の麻酔方法は、肛門周囲に効く仙骨硬膜外麻酔法です。 

尾骨の頭側にある仙骨という骨の硬膜外腔に、局所麻酔薬を注入します。 

肛門周辺に麻酔がかかり、肛門活躍筋の弛緩と鎮痛効果が得られます。 

効果が充分に得られない場合は、手術操作をする部位に直接局所麻酔注射をおこなったり、鎮静剤を併用したりする場合もあります。 

この麻酔方法は約2~3時間ほどで効果が切れるので、日帰り手術に適しています。 

安静時間の経過後には立って足踏みしたり、排尿の確認をして帰宅しても問題ないかの判断をします。 

当クリニックでは手術を行うにあたり、患者さんと手術や麻酔にかかわる約束ごとに同意をいただいて、手術を実施します。

これはどの医療機関でも行います。 

とくに、仙骨硬膜外麻酔を受けていただく場合の取り決めのひとつが、手術当日、自動車、バイク、自転車の運転の禁止です。

麻酔や鎮静剤の影響で、普段通りの正常な運転ができない可能性があるからです。

当然、交通事故のリスクを高めます。 

薬物の影響下での運転は、道路交通法で禁止されており、事故を起こした場合には重い罰則や責任を問われることがあります。 

また、医師に注意を受けていたにもかかわらず運転して事故を起こした場合、保険が適用されないこともあります。 

当クリニックでは手術当日は、公共交通機関の利用、ご家族などの送迎、遠方の方は札幌に宿泊とさせて頂いています。 

もし手術当日にご自身で車などの運転をされて来院した場合、手術は別日に変更となる可能性もありますのでご注意ください。 

手術後は終日自宅安静です。

翌日からは自動車の運転を許可していますが、自身の体調に合わせて判断してくださいね。 

 

Mami 

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