インフルエンザ流行中

冬になるとインフルエンザが流行します。
インフルエンザウイルスには大きく、A型、B型、C型、D型に分類されます。
このうちヒトの流行の中心となるのはA型とB型です。
A型とB型の最も大きな違いは、ウイルスの遺伝子構造と変異のしやすさにあります。
A型は人だけではなく鳥や豚などの動物にも感染するため、ウイルスの遺伝子が混ざり合って、新しい亜型が生まれやすい特徴があります。
一方B型は基本的に人にのみ感染し、A型ほど大きな変異は起こしません。
B型はA型よりも症状が軽いと捉えている方も多いかもしれません。
確かにA型の症状の特徴として、突然の悪寒と高熱(38~40度)、強い全身症状(倦怠感、関節痛、筋肉痛が顕著)がみられます。
B型の場合は発熱はみられても(37~39度代)、全身症状も軽くすむ場合もあります。
しかし咳や鼻水が目立ち、特に咳が長引くこともあります。
また発熱よりも先に、腹痛、下痢、嘔吐など消化器症状も出やすくなり、冬に流行する感染性胃腸炎と区別が難しい場合があります。
いずれにせよ、やはり罹ると辛いです。
これまでA型の流行のピークは12月~1月にかけて、B型は2月~3月にかけて増加する傾向でした。
今季は同時期に流行している傾向にあるようです。
インフルエンザA型とB型は別のウイルスなので、どちらかに罹った後に、もう一方にも罹る可能性はあります。
この流行時期、症状が出て医療機関を受診する際には、迅速検査のタイミングも重要です。
迅速検査の精度は、発症からの時間によって変わるため、発症後12~48時間の間に検査を行うと正確な結果が得られるとされています。
逆に、発症から時間が経ち過ぎるとウイルス量が減少して、検出しにくくなることもあります。
インフルエンザウイルスに感染したかな?と思ったら慌てず、受診する医療機関の受診方法や発熱患者さんの診察時間枠などがあるので、事前に調べるかお電話で問い合わせてみてください。
Mami








