乳がんのことを知りたいとき

札幌フィメールクリニックでは、毎日乳腺外科の診療を行っていますが、乳がんを診断する機会がとても増えていることを、スタッフともども実感しています。
診察とマンモグラフィ検査、超音波検査の結果、乳がんの可能性がある場合は、そのことを初診のときからストレートに伝えています。
そして、その後の病理学的検査について説明します。
しこりを感じて受診される方が多いので、ほとんどの方は乳がんかもしれないと考えているようですが、それでも初診の時から乳がんが疑わしいと言われると、とても驚き、動揺されます。
そして、病理検査の結果が出るまでは、たいへん不安な日々を過ごされています。
そんな時、皆さんはどうやって病気のことを知ろうとしますか?
私はいつも、乳がんのことを知りたいときは、確かな情報かどうかを考えて見るようにすることを伝えています。
実際に、組織診断の結果説明の日までの間に、ネットで病気のことを検索しすぎて、疲弊しきって来院する方がいらっしゃいます。
同じ病気を治療中の患者さんの書き込みを手当たり次第読んで、さらなる不安に陥ってしまったということは、珍しくありません。
一つのおすすめは、「患者さんのための 乳がん診療ガイドライン」という書籍です。
厚い本ですが、価格は2640円(税込)で、Q&A式にわかりやすく解説されています。
大型書店だと医学専門書のコーナーで見つけることができると思います。
また、日本乳癌学会という学会の公式サイトに、一般の方向けのコンテンツがたくさんあります。
手術についての動画、乳房再建についての動画、そして患者さん向けの乳がん診療ガイドラインについて、Q&Aも掲載されています。
迷って検索を繰り返さず、参考にしていただけたらと思います。
Akiko








