マンモグラフィ検査の被ばく量

乳がん検診や乳腺外科での診察の際に行われるマンモグラフィ検査について、「放射線の影響が心配」「体に悪影響はないの?」と不安に感じる方もいるかもしれません。
実際にそのような理由で、マンモグラフィ検査を受けたくないとおっしゃる患者さんもいらっしゃいます。
特に最近は、SNSなどで根拠のはっきりしない情報も出回っていますからね。
ただ、結論からお伝えすると、マンモグラフィ撮影時の被ばく量は、ごくわずかなものです。
1回のマンモグラフィ撮影で受ける放射線量は、私たちが日常生活で自然に浴びている放射線量と比べても、非常に微々たるものなんです。
マンモグラフィ撮影は、乳房という限られた部位だけを、低エネルギーのX線で撮影する検査なので、被ばく量は少なくて済みます。
たとえばCT検査は、体の広い範囲を立体的に撮影するので、マンモグラフィ撮影に比べると、被ばく量は多くなります。
さらに、マンモグラフィ撮影は散乱線という、放射されたX線が乱反射して、照射対象の乳房以外に影響を与える線量が非常に少ないので、定期的にマンモグラフィ検査を受けることによる、ほかの臓器への影響や発がんなどのリスクは、きわめて低いとされています。
マンモグラフィの被ばくを気にするがあまり、検診を控えてしまうことのほうが、結果として乳がんの発見が遅れてしまうリスクにつながってしまいます。
正しい情報を確認して、不安に思わず定期的に乳がん検診をうけてください。
いつもお伝えしていますが、乳がんは早期に見つけることで、治る確率が高くなるがんです。
あまり不安になりすぎず、年に一度の検診を続けていきましょうね。
まだまだ外は寒いですが先日、おうちの桜がきれいに咲いてくれました!
早く春が来ないかな~。
Yuika








